Drawing: Manner|岡﨑乾二郎、大山エンリコイサム、川人綾、牧口英樹、村山悟郎、ラファエル・ローゼンダール
20 April - 25 May, 2019
Venue : Takuro Someya Contemporary Art
Takuro Someya Contemporary Artは4月20日より展覧会「Drawing: Manner」を開催いたします。
参加作家は岡﨑乾二郎、大山エンリコイサム、川人綾、牧口英樹、村山悟郎、ラファエル・ローゼンダールの6人です。
岡﨑乾二郎
1955年東京生まれ。1982年パリ・ビエンナーレ招聘以来、数多くの国際展に出品。総合地域づくりプロジェクト「灰塚アースワーク・プロジェクト」の企画制作、「なかつくに公園」(広島県庄原市)等のランドスケープデザイン、「ヴェネツィア・ビエンナーレ第8回建築展」(日本館ディレクター)、現代舞踊家トリシャ・ブラウンとのコラボレーションなど、つねに先鋭的な芸術活動を展開してきた。東京都現代美術館(2009~2010年)における特集展示では、1980年代の立体作品から最新の絵画まで俯瞰。2014年のBankART1929「かたちの発語展」では、彫刻やタイルを中心に最新作を発表した。長年教育活動にも取り組んでおり、芸術の学校である四谷アート・ステュディウム(2002~2014年)を創設、ディレクターを務めた。2017年には豊田市美術館にて開催された『抽象の力―現実(concrete)展開する、抽象芸術の系譜』展の企画制作を行った。
主著に『抽象の力 近代芸術の解析』(亜紀書房 2018年)、『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー、文藝春秋 2014年)、『芸術の設計―見る/作ることのアプリケーション』(フィルムアート社 2007年)。『ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ』(絵本、谷川俊太郎との共著、クレヨンハウス 2004年)。
『抽象の力 近代芸術の解析』にて、平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞。
2019年11月23日より、豊田市美術館(愛知)にて個展が開催される。
大山エンリコイサム
1983年 東京生まれ。2009年 東京芸術大学美術研究科先端芸術表現専攻を修了。現在ニューヨークを拠点として、エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモチーフ「クイックターン・ストラクチャー」をベースに壁画やペインティングを中心に制作、発表している。主著『アゲインスト・リテラシー ─グラフィティ文化論』(LIXIL出版)を2015年に刊行、雑誌『美術手帖』2017年6月号ではエアロゾル・ライティング文化の特集を企画・監修するなど、執筆活動も手がけている。
2017年にマリアンナ・キストラー・ビーチ美術館(米カンザス)にて個展「ユビキタス─大山エンリコイサム」が開催された。現在、ポーラ美術館(箱根)にて7月28日まで国内初の美術館個展「Kairosphere」を開催中。
また2019年5月より、ニューヨークのTower49 Galleryにてビル全体を使った大規模インスタレーションを発表する「INSIDE OUT」が、中村キースヘリング美術館(山梨)にて個展「Viral」が開催される。
川人綾
1988年 奈良に生まれ京都で育つ。神経科学者の父のもと、
「2074、夢の世界」グランプリ、野村美術賞など受賞多数。
主な展示に、2018年「川人綾 個展」イムラアートギャラリー(京都)、2017年「FIAC」
コレクションに、シャネル株式会社、
2019年5月より、パリのPierre-Yves Caër Galleryにて個展「Controlled/
牧口英樹
1985年 北海道札幌生まれ。2011年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程修了。
港千尋氏、伊藤俊治氏に学ぶ。その後建築や服飾方面で写真家としてのキャリアを積み重ねながら、写真、ドローイング、文章を軸に制作を続けている。
これまでの個展に、2010年「Back is always the void」Vacant(東京)、2012年「ありふれた場所の、静かで限りなく無に近い、目に見えない何か」LIQUIDROOM(東京)等。
その他の主な展覧会として、2015年Takuro Someya Contemporary Artにて「はじまりのしじま」、IMA gallery(東京)にて「STEP OUT! New Japanese Photographers」、2019年Takuro Someya Contemporary Artにて「TSCA Collection | Foresights and Flow」に出展。
村山悟郎
1983年、東京生まれ。アーティスト。博士(美術)。東京芸術大学油画専攻/武蔵野美術大学油絵学科にて非常勤講師。東洋大学国際哲学研究センター客員研究員。自己組織的なプロセスやパターンを、絵画やドローイングをとおして表現している。
2015年、東京芸術大学美術研究科博士後期課程美術専攻油画(壁画)研究領域修了。2015-17年、文化庁新進芸術家海外研修員としてウィーンにて滞在制作(ウィーン大学間文化哲学研究室客員研究員)。
近年の主な展覧会に、「21st Domani 明日展」国立新美術館(2019)、「The museum of plastic nation」AISHONANZUKA、香港(2018)、「Emergence of Order」大和日英ジャパンハウス、ロンドン(2018)など。
2019年4月より始まる「瀬戸内国際芸術祭2019」男木島浜口邸(香川)に参加、8月より「あいちトリエンナーレ2019」(愛知)に参加予定。
ラファエル・ローゼンダール
1980年オランダ生まれ。現在、ニューヨークをベースにしつつ彼のインスタグラムにみられるように世界中のあらゆる場所で制作を続けている。2000年からウェブ作品を発表し活動を続け、インスタレーション、レンチキュラー作品、ファブリック、詩作などの作品へとスタイルを広げている。
2018年に十和田市現代美術館(青森)で初の美術館個展「GENEROSITY 寛容さの美学」を開催。近年の主な展覧会に「Programmed: Rules, Codes, and Choreographies in Art, 1965–2018」ホイットニー美術館、NY(2018)、「The Most Contemporary Painting Show」ドルトレヒト美術館、オランダ(2018)、ラタン・チャドラコレクション展「Trouble in Paradise」クンストハル美術館、ロッテルダム(2019)、「Freedom of Movement」ステデリック・ミュージアム、アムステルダム(2019)など。
Drawing: Manner
開催期間:2019年4月20日(土)- 5月25日(土)
(4月28日〜5月6日は休廊)
オープニングレセプション:4月20日(土)18:00 – 20:00
開廊:火・水・木・土 11:00 – 18:00|金 11:00 – 20:00
休廊:日曜・月曜・祝日
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