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Past Exhibition

ラファエル・ローゼンダール|I’m Good

23 January - 20 February, 2010

Venue : Takuro Someya Contemporary Art

  • Installation view from “I’m Good,” 2010, Takuro Someya Contemporary Art, Tokyo

  • Installation view from “I’m Good,” 2010, Takuro Someya Contemporary Art, Tokyo

  • Installation view from “I’m Good,” 2010, Takuro Someya Contemporary Art, Tokyo

  • Installation view from “I’m Good,” 2010, Takuro Someya Contemporary Art, Tokyo

  • Installation view from “I’m Good,” 2010, Takuro Someya Contemporary Art, Tokyo

  • Installation view from “I’m Good,” 2010, Takuro Someya Contemporary Art, Tokyo

 

この度Takuro Someya Contemporary Artでは、Rafaël Rozendaal 「I’m good」展を開催致します。

 WEB上で作品を展開する彼は、自らの制作プロセスをプログラマーやペインターと共有し完成系へと持ち込みます。様々なアイデアをドローイングとして生み出し、フィルターをかけその一つ一つがweb上での彼の作品につながっており、ただ○○なだけ、ただひたすら○○するだけのフラッシュにたどり着いていきます。
作品は常にネット上でアクセスでき、鑑賞可能な状態が保持される事でコレクションと公共性を両立させ、ドメインを含め彼の作品となっています。

 今回、日本での初個展となる “I’m good”では、ただひたすら景色がランダムに横へ移動するaesthetic echo .com、中心にカーソルを移動する事でスピードが落ちる hybrid moment .com、またクリックする事でサーチライトに照らされた風景に変化する from the dark past .com、ドローイング13点と新作ペインティング2点を展示。

 ストーリーのない数々の彼のフラッシュは、ただ手が映し出される作品やただカーソルが小さすぎて見えない作品などシンプルで、映画やアニメのようなストーリー性は見いだせません。しかしながらストーリーを求める必要のない作品の中に、純粋にモノをみせるという行為を徹底しています。
1から10まで順番に成長していくのではなくステップアップがスキップする可能性のあるコンピューターの世界を自身のキャンバスとする事に大きな意味を見いだし、所有制と公共性の両方を目指す彼の作品は、1ヶ月に130万あるアクセスによって成功していると言えます。

 この機会に是非ご高覧ください。

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