Close
Past Exhibition

牧口英樹、エレナ・トゥタッチコワ「はじまりのしじま」

10 October - 14 November, 2015

Venue : Takuro Someya Contemporary Art

  • “Untitled”, 2012, C-print, image size: 105x83cm

  • From the series “After an Apple Falls from the Tree, There is a Sound -林檎が木から落ちるとき、音が生まれる-”, 2015, C-print, image size: 70×57.7cm


Takuro Someya Contemporary Artでは、10月10日から11月14日まで、牧口英樹とエレナ・トゥタッチコワによる写真展「はじまりのしじま “In the Beginning, Silence was Always Silence”」を開催いたします。 牧口英樹は1985年生まれ札幌出身、エレナ・トゥタッチコワは1984年生まれモスクワ出身です。 それぞれが東京を拠点に、写真をはじめ、映像、インスタレーション、絵、執筆など、制作をしています。

 

今回の展覧会では、循環と不動の時間が空間を構成するテーマとなり、それはタイトルの静寂(しじま)という言葉に表現されています。 写真にとって静寂はいつも附帯してあり、ただ決して何もない、何も聞こえないものとしてあるのではなく、むしろ写真だからこそ「聞こえるもの」として存在していると言えるかもしれません。 そのしじまの中にあって、牧口の写真からは都市や環境における人の不在を通じたその「存在」を強く感じ、またトゥタッチコワの写真には自然の中にある人々が、その「存在」を普遍にしています。

 

私たちが二人の作品に写されている、循環もしくは不動を見て取ったとき、「はじまりの」という、実は変わらずに常にあった(ある)時間について、ある種の神話的な繰り返しとして捉えたときとも思えます。 その中であらためて、存在の記憶や想像が、私たちを支える一つの源泉になっていることも確認できる機会としていただけたら幸いです。

 

皆様のお越し、心よりお待ち申し上げます。

 

牧口 英樹 Hideki Makiguchi

1985年 北海道、札幌生まれ。

2009年、多摩美術大学卒業。

2011年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程修了。

これまでの個展に、「Back is always the void」Vacant(東京、2010)、「ありふれた場所の、静かで限りなく無に近い、目に見えない何か」LIQUIDROOM(東京、2012)等。

http://hidekimakiguchi.gif.jp/

 

エレナ・トゥタッチコワ Elena Tutatchikova

1984年 ロシア、モスクワ生まれ。

チャイコフスキー記念モスクワ国立音楽院附属中央音楽学校、ロシア国立人文大学 東洋文化・古典古代学部に学んだ後、2012年より東京在住。

2015年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程修了、現在博士課程に在籍。

2014年、東川町国際写真フェスティバル「赤レンガポートフォリオオーディション」グランプリ受賞。

主な個展には、「After an Apple Falls From the Tree, There is a Sound」 POETIC SCAPE(東京、2015)、東京写真月間「To the Northern Shores」 MUSEE F (東京、2015)等。

http://etttchkv.portfoliobox.me/

 

————————————

会期:2015年10月10日(土) – 11月14日 (土)

開郎:火曜 – 土曜 12:00 – 19:00 (休廊 日曜・月曜・祝日)

オープニングレセプション:10月10日(土) 18:00 – 20:00

協力:写真弘社、フォトグラファーズ・ラボラトリー、POETIC SCAPE、KEWA

Artist Profile

scroll to top